SSブログ

金沢サミットのついでに有峰林道へ [ツーリング]

2017/09/4-6
地下組織の集会だが、年一回の宴会だけは地上に這い出て、温泉の後は「アア、コリャコリャ!」。今年は金沢と山代温泉だと。おっ、思いっきり走れるジャン。先輩の皆さんには失礼ですが、二日目の金沢観光は参加を遠慮させて戴きます。

山代ホテル.jpg
私は観光バスに乗らないで、皆さんをお見送りした後ツーリングに出かけます。
バイバ〜イ! えらいすんまへん。
さあ、行こか。絶好のツーリング日和に恵まれた。これから立山の麓、有峰林道を目指します。片山津から北陸道に乗り走り出すと、ジェット戦闘機が轟音をたてて訓練飛行している。ワースゲーッと空を見上げるが、高速走行中にゆっくり見とれる訳にも行かない。すぐさま安宅PAにバイクを停め上空のF16に魅入ってしまった。北陸道を立山ICで降りまっすぐ有峰湖を目指した。
立山.jpg
遠く立山がすばらしいですねえ。
トンネル.jpg
途中、真っ暗なトンネル。怖いですね〜
ゆうほ.jpg
だいぶん昇ってきました‥‥‥、が更に進むととんでもない事態に。
クマ.jpg
口から心の臓が飛び出しそうなくらい驚いた。
一時間ほど走って対向車が一台か二台くらい。誰もいない奥深い山中の林道で熊に出くわすと恐怖の極みである。バイクの音で山に逃げて行ったものの、もうツーリングを楽しむ余裕などぶっ飛んでしまって、早く山から降り民家のある所へと急ぐ。逃げる、逃げる。
逃げる.jpg
画像は無いが、また出くわした。一日で二度も、こんな事ってアリか?こりゃ、たまらん!一刻も早く恐怖の林道から抜け出そうと必死に走っていても、これが催すんですねえ。バイクの振動に誘発されたかウンコしたくなって来た。
クッソーッ、こんな山ん中でバイク停めて野糞しとったら熊に食われてしまうやないか。
ぐっとケツの穴すぼめてワインディングロードを走っていたら、これがあったんですねえ。
山ん中に。天は我を見放さなかった。
トイレ.jpg
注意を促す看板を見ると、便器にしゃがんできばっていても、こんなところに入って来たらと
想像するとオチオチクソもしていられなかった。
 この後、カミオカンデ、どこか判らなかった。平湯、九頭竜湖を経て福井に泊る計画も
大きく時間オーバーのため、真っ直ぐ南下し、一宮ルートインに宿泊し、翌日おとなしく帰宅。

金沢ツーリング.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

緑から赤へ、F700GSゲット! [ツーリング]

いつもならライムグリーンのVulcan sが入っているガレージが何日か空いていて、気が付いたら赤いバイクが入っている。「あれ?お父さん、どうしたの?」「うん、色塗り替えたんや」「フーン」で収まっていたのに、その後近くでまじまじと見たて「お父さん、何言うてんの、バイク替わっとるやないの。また私をダマそうとしたでしょ!」

てなことで、サキールオレンジのBMW F700GSに乗り換えました。
f7.jpg

8月20日-21日と、慣らしのために中距離ツーリングに出ました。紀伊半島一周600km。一用事済ましてからのスタートで10時半だったかな、ジャケットを着ると体が燃えるようだが生田川ICから阪神高速に乗るとフルメッシュが利いて来た。阪神高速→名神高速→京滋バイパス→新名神高速と交通量が多かったが、関東方面のナンバーが多い。日曜日とあって、休暇を終え関東に帰る人達だろう。その後、亀山JCから西へハンドルを切ると交通量も激減し、快適に駆けた。
800ccながらF700GSと言うややこしいネーミングのバイクだが、650ccのVulcan sと比べて走りに余裕が感じられる。低域回転でもノッキングしないで安定した走り。Vulcan sが4000回転で85km/hに対して、F700GSは4000回転で110km/hと言ったところかな。難点を挙げれば、シートとハンドルの位置関係で、ハンドルを握る手首に上半身体重が掛かるせいか、長時間のドライブとなると手首が耐えられなくなる。20mmハンドルをアップしたのに。
尾鷲から一般道になり海岸線を走る。海沿いってほんとに気持ちいいですねー。那智勝浦まで来たから、宿探して寝よ。
翌日も快晴。バイクジャケットを荷台に縛り付け、半袖Tシャツの出で立ち。涼しーッ!42号線を西進し、古座川沿いに北上する。GSで滝の拝を尋ねたら、「虫食い岩もいいですよ、行って見てください」ほなら。
虫食い岩.jpg

更に古座川沿いに上流に向かうと道幅もだんだん狭くなるが、清流がたまんねえー。漸く「滝の拝」に到着。
滝の拝.jpg

バイクを駐めて橋の上から見下ろすと、エメラルドグリーンと透明度の高い渓流に魅せられ、矢も楯もたまらずタオル一本首に掛け川面まで下りた。泳いでいる二人の子供と、それを見守っているお父さんの三人だけ。
親子.jpg

もう、たまんねぇー。さっさと服を脱ぎ、パンツ一丁になって川に入った。サイコーッ!「お父さん、すんません写真撮ってもらえますか」「はい、いいですよ」
水泳1.jpg
水泳2.jpg
水泳3.jpg
水泳4.jpg

何十年ぶりかの水泳を堪能した後の抹茶かき氷に舌鼓。
かき氷.jpg

夏の古座川にはサキールオレンジが良く映えます。
山間F7.jpg

暑かった。
暑い.jpg

紀伊半島一周.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

HKD(北海道)ウイッシュ(一周)! [ツーリング]

ウイッシュ.jpg
夏休みくれ、と息子に全てを委ね北海道一周ツーリングに出かけた。
あかしや.jpg
舞鶴⇒小樽のフェリー。長いですね。
北海道に来るんなら全てまかせろ、と小樽在住の先輩YGRさんが食う寝るを提供してくれた。
小樽ホテル.jpg
ケチツーには不相応なホテルを2泊も提供して戴き、おまけに夜の繁華街パトロール付き。
神威岬.jpg
カムイ.jpg
積丹半島神威岬のすばらしいこと!積丹ブルーとはよく言ったものだ。それにしても強風には参った。神威岬目指して走るものの、バイクの天敵横風が強烈で、途中で心折れそうになって引き返そうかと思った。その後岩内に向かうが、海岸線、いいね。
101.jpg
岩内で昼になった。さーて海の幸で舌鼓とするか。お姉さ〜ん、コレ。この「ものすごい定食」て、なに?ものすごいです。メニューに「ものすごい定食」とあるだけで、中味はわからない。ほんなら、それちょうだい。
めし.jpg
年寄りには完食できなかった。
山.jpg
なんちゃら山。
キロロ.jpg
キロロ
105.jpg
ヤッホー!
小樽宴会.jpg
6月30日、小樽近辺をツーリングして、その晩小樽市民主催の歓迎会を設けて戴きました。
7月1日、いよいよウイッシュ!高速道路なんか論外、なるべく外周道路。小樽をスタートして道路標識を頼りに走る。道が微妙に右にカーブしているようで、日本海からだんだん遠ざかっているような気がする。どうも札幌に向かってようだ。こりゃあイカン、と思いながらかなりの距離走った。やっと左に折れる道があったが当別と書いてある。当別がどこか知らんが、進むしかない。だいぶ内陸を走っている感じ。当別に着いた、さあどうする。ナビを凝視すると、石狩に向けて走ったらいいようだ。結局、無駄に大きく遠回りしてやっと外周道路に行き着いた。さあ、目指すは稚内。留萌辺りから雨合羽とゴム長靴の大活躍となった。
稚内.jpg
稚内に到着してすぐ宿探し。ルートインに飛び込んだ。12,000円の部屋しか空いてないと言う。エーッ?そんなに高いの?土曜日ですしねぇ‥‥。メシ切り詰めるか。
べんと.jpg
翌朝7月2日、稚内は雨。雨合羽とゴム長靴で出発。まずノシャップ岬へ。
雨のサップ.jpg
雨に打たれながら、すぐ宗谷岬へ向かった。和歌山のV-Stromさんが、フェリーからずっと一緒ですねと声をかけてきた。
和歌山さんと.jpg
その方に、「日本最北端到着証明書」が発行されることを教えてもらった。
証明書.jpg
一緒に写真撮りましょうか。
ピラミッド.jpg
さあ、後は網走目指してひたすら走るだけ。レッツゴー!
網走へ.jpg
途中、山中の一本道を走っていたら、突然渋滞が始まり、警察官が交通整理している。進んでみると、「枝幸カニまつり」。おまわりさんに「よそ者でもいいんですか?」「どうぞどうぞ」。カニを食うほど持ち合わせはなかったので、軍用車輛でパチリ。
枝幸.jpg
そして、昼食のために立ち寄った道の駅では、大阪のMT-07さんが近づいてきた「兵庫からですか」
大阪さんと.jpg
網走市に到着してすぐ、駅前のルートインをゲット。すぐそばのコンビニで糧秣調達。
7月3日。知床へ。北海道には長い直線道路がいたるところにあるが、知床に向かう斜里町の道が最長だろう、と思う。(個人の感想です)
117知床へ.jpg
カチンコチンの滝から知床峠に向かい、山頂に至ると突然霧が晴れ、山の緑と青空がすばらしいコントラストを描いた。小樽出発して初めての青空、かな?画像で堪能してください。
知床堪能.jpg
知床の絶景で胸一杯になったので、今度は腹も一杯にしなければ。本当はウニやイクラを腹一杯食べたかったが、まだツーリングの先は長い、ガマンガマン。これはこれで旨い。羅臼の食堂。
羅臼めし.jpg
さあ腹ごしらえもしたし、地図を広げながら一人作戦会議。目的は一周だが、摩周湖とか内陸部にも行ってみたい思いはあった。ここからが摩周湖はいちばん近そうだな。てなことで、摩周湖を目指して走り出した。走りながら考えた、だけどこんな膨大な道草喰っとったら期限内に神戸に帰られへんわ。急遽摩周湖は取り止め、寝床を根室にロックオン。根室目指して走っていて標津を過ぎると、釣り針みたいな半島が突き出しているではないか。ここは是非行ってみなければ。走ってみると、道路の左右が海と言う堤防道路みたいな一直線道路の対向からは、比較的多い割合でバイクが爆走して来る。
野付バイク.jpg
北方領土の国後島が、すぐそこに。お〜い、島返せーッ!
国後.jpg
野付半島の先端まで行くと、根室までには多分辿り着けない。Uターンして根室目指した。根室に到着したものの、宿をゲットするまでは安心できない。根室駅の観光案内所に直行したら、これまで抜きつ抜かれつしながらずっと走って来た名も知らぬバイカーたちも続いて入ってきた。「あ、どうも」軽く会釈を交わしながら、敵より先に宿を確保しなければと、互いの顔に書いてある。
根室駅.jpg
朝食付きで4,500円の旅館、どうですか?はい、上等です。
根室旅館.jpg
7月4日、根室から納沙布岬に向かう。霧が深い。
125納沙布.jpg
納沙布岬.jpg
最東端を踏破したし、次はえりも岬だ〜ッ!な〜んにも無い一本道をただひたすら走り続けた。このペースで進んだら、今日の宿は広尾辺りかなあ。案外早い時刻に広尾に到着した。ゆっくり走りながら辺りを見回すと、ビジネスホテルやいかにも安そうな旅館が確認できたが、もっと走って今日中にえりも岬に行けそうだなあ。
えりも標識.jpg
今まで抜きつ抜かれつ走ってきた名古屋の二人組、岐阜の二人組も前後してやって来た。
えりもバイク.jpg
えりも岬.jpg
えりも町の旅館に飛び込んだ。一人ですが、部屋ありますか?初めて旅館の夕食をゆっくり食べた。
えりも旅館.jpg
7月5日、今日はえりもから室蘭まで。久しぶりに青空が広がった。バイクジャケットを脱いで軽装で走り出す。気持ちいい〜。磯の香りと透明度、思わずバイクを停めて磯に降りた。故郷長崎の磯と同じ。
磯.jpg
えりもから苫小牧室蘭、所謂道南のコースは、車多いし民家も多い。北海道を走っていることを忘れてしまう。東室蘭の宿も確保したし、まだ時間も早いからひとっ走り洞爺湖一周して来るか。ブオーッ!
洞爺湖.jpg
ひとっ走り洞爺湖一周と舐めていた。遠かった。東室蘭のルートインに到着して、またまたコンビニメシ。
室蘭メシ.jpg
7月6日、ツーリング最終日。室蘭⇒函館、すぐやな。
室蘭出発.jpg
地球岬に寄って行くか。
地球.jpg
森町で昼食のために道の駅に立ち寄ったら、神戸ナンバーの私のバイクを発見して大阪の人が話しかけてきた。神戸からですか?私は大阪ですねんけど、今回はキャンピングカーですねん。私のバイクも見てくださいと、ベンチに誘い、スマホを取り出した。早くメシにしたかったけど、人の良さそうな兄さんに暫く付き合った。森町から函館までショートカットコースで行くのは御法度。臨席でラーメン食べていた地元ライダーも、駒ヶ岳を背後に海岸線、いいですよ〜、是非お勧めします。断然海岸線。
森から.jpg
更に、狭い旧道(恵山国道?)にハンドルを切って進むと、恐怖を感じた。この道を通っている車輛は私だけのようで、ここで落石に巻き込まれたら、人知れず死んでしまうのか‥‥。
旧道.jpg
函館の同級生・権ちゃんに「もう着く」と連絡しておいたら、ゴールと同時に首にレイを掛けてくれて奥さんと一緒に歓迎してくれた。
ゴール.jpg
その晩は、権ちゃんのみかじめ料取り立てに付き合いながら函館の飲食店を巡回して、大変盛り上がったが、明日のフェリー早いしなあ。
7月7日、まだ体内に酒気が残っているかもしれなかったが、五時半ころホテルを出発してフェリー埠頭に向かった。北海道民に大変お世話になりました。
青森フェリー.jpg
青森港で下船。青森のIC12時すたーとで18時には福島のホテルに到着したい。さあ、これからがいちばんしんどいかもしれない。確かに高速での連続走行はきつかった。
青森IC.jpg
7月8日、福島のホテルを早朝出発して仙台に向かう。ま、福島→仙台なんかたいしたことないわい。
昼過ぎ出航の太平洋フェリーで名古屋に向かう。夜中、B寝台の隣のヤツのイビキに耐えられず廊下に出たら、他の客も避難していた。私は巡回中の警備員に訴え、別の部屋に移動したが、他の人達はどうしただろう。
いしかり.jpg
7月9日、名古屋港着岸。名古屋→伊勢湾岸道路→新名神高速→名神高速→阪神高速で神戸帰宅。
IMG_901.jpg

北海道ツーリングMAP.jpg

6/28 神戸→福知山→舞鶴(一般道)176km
6/28-29 舞鶴→小樽(フェリー)
6/30 小樽ホテル→積丹半島→岩内→倶知安→赤井川→小樽ホテル(一般道)221km
7/01 小樽ホテル→銭函→当別→石狩→留萌→天塩→稚内ホテル(一般道)357km
7/02 稚内ホテル→ノシャップ岬→宗谷岬→浜頓別→紋別→網走ホテル(一般道)339km
7/03 網走ホテル→知床羅臼→標津→野付半島→根室旅館(一般道)293km
7/04 根室旅館→納沙布岬一周→根室→釧路→えりも岬→えりも旅館(一般道)382km
7/05 えりも旅館→苫小牧→東室蘭→洞爺湖一周→東室蘭ホテル(一般道)347km
7/06 東室蘭ホテル→長万部→森→鹿部→恵山→函館ホテル(一般道)294km
7/07 函館ホテル→(フェリー)青森→福島ホテル(東北道)439km
7/08 福島ホテル→仙台フェリー埠頭(東北道)97km
7/09 仙台→名古屋(フェリー)→神戸自宅(高速道)208km
計   3,153km

四国、絶景ツーリング2泊3日 [ツーリング]

 久々のツーレポです。
 5月17〜19日、四国2泊3日。
 初日。前日に荷物の積載していたので、4時半起床し、ゆっくりと5時に出発できた。真夏ではないので、メッシュジャケットの下は半袖Tシャツだけではさすがに寒かろうと、インナーを挟んだ。
 神戸の布施畑から高速に乗るとすぐ明石海峡大橋。バイクの天敵、特に橋の上なんか横風が最大の恐怖だが、この日は無風状態。早朝だけに交通量も少なく、快適に走れたものの、サブーッ!5月をなめたらアカンぜよ。
朝焼け.jpg

 この日は四万十市に宿泊の予定なので、とにかく走り続けなければならない。ノンストップで駆け抜けた淡路島は、少しずつ暖かくなるだろうとの希望的観測も空しく、早朝のためかずっと寒かった。
 徳島ICを下りて国道55号線を南へ。市街地近郊はちょうど通勤時間帯で渋滞に見舞われるが、そこは二輪の強みで、必ず先頭位置をキープして青信号で猛ダッシュ。9時30分には室戸岬に到着。
室戸岬.jpg

中岡慎太郎像や室戸スカイラインをサラッと触れただけで先を急ぐ。
室戸MAP.jpg
中岡.jpg
室戸スカイライン.jpg

太平洋沿岸を走ると、津波避難用の建物が随所に見られる。
津波避難.jpg

昼過ぎに桂浜に着いたので、しらす丼を食べて桂浜観光。こんなに歩かなければならないことが判っていたらバイクジャケット脱いで行ったのに‥‥、汗だく。
桂浜.jpg

観光して駐車場で出発の準備していたら、堺ナンバーのバイカーが「一雨来る予報ですよ」と教えてくれた。確かに、どうも雲行きが気になる。もう、はりまや橋も高知城もどうでもいい。四万十市のホテルに行く途中、黒潮ラインを駆ける予定だったが、もういい濡れたらかなわん。高知ICから高速に乗り、追いかけて来る雨雲に捕まらないように必死で飛ばした。降水確率30%てこんなもんかなあ。

二日目(5/18)
 ビジネスホテルの窓の外には、眩しいほどの快晴が広がっている。テンション、上がる〜う〜ッ!
LET'S GO!
二日目出発.jpg

四万十川沿いをひたすら南下し、足摺岬を目指す。
四万十ナビ.jpg
足摺目指す.jpg

足摺岬到着。
足摺到着.jpg
足摺灯台.jpg
太平洋の大海原を満喫していると‥‥、ん?工作船?
足摺船.jpg

さあ、次のポイント四万十川の沈下橋へ急ごう。ガソリンの残量が少し気になるが、次のGSで入れよう。沈下橋を恐る恐る往復してみたが、ちょっと怖いね。
四万十川走行.jpg
沈下1.jpg
沈下2.jpg

次、四国カルスト。事前調査によると、四万十市からのルートは国道439号線が最短だが、この国道439号線が「酷道与作(439)」と酷評されるように命がけの難所のようだ。ネット情報に恐れおののき、439を断念して大きく迂回ルートを余儀なくされた。
 途中の道の駅でお昼休憩。地元のバイカーが、遠方からようこそと声をかけて来た。聞くと私より二歳年下だったが、70までは、乗りたいですねえと。互いに、お気を付けてと挨拶を交わし再び走り出した。
バイカー.jpg

 四国カルストはすばらしい絶景でした。
カルスト1.jpg
3.jpg
4.jpg
5.jpg
6.jpg
2.jpg
7.jpg

兄ちゃん、どこから来たの?岩手です。スッゲー!
岩手.jpg
清流に心を洗いながら松山のビジネスホテルへと向かいました。
清流.jpg
 アクセス情報の結論。四国カルストは愛媛県と高知県の県境で、四国の中央尾根とイメージして下さい。ここを南の高知側から攻めるか、北の愛媛松山側から攻めるかと言うことです。
 この日は、高知四万十から四国カルストを経て、愛媛松山で宿泊と言う計画でしたので、命に関わる恐怖を覚えながら四国カルストに辿り着き、細いながらも整備された山道を下りて松山に到着しました。

三日目(5/19)、この日も快晴。
 もう帰るだけだが、観光もしないで帰ったら松山市に失礼だから、松山城にでも行ってみるか。
城1.jpg
城2.jpg
城3.jpg
城4.jpg

 さあ、しまなみ海道を通って帰るとするか。
しまなみ1.jpg
しまなみ3.jpg
しまなみ4.jpg

今治でしまなみ海道に乗ってそのまま山陽道で東へ。岡山のSAで一服しましたが、さすがに高速の連続走行は疲れます。5時無事帰宅。
四国岬.jpg

四国九州串刺しツーリング、途中で、断(残)念! [ツーリング]

 当初予定していた3/6が天候不順のため、翌7日決行した。降水確率の面ではまあまあ。未明出発のため少々寒い。お陽さんが目え覚ましたら温めてくれはるやろ。も少しの辛抱。
 しかし風が強い。おいおい聞いてないぞ。前世からの因縁か、何故か知らぬが風がいちばん嫌いであるし、その上バイクの天敵である。神戸から九州までの行動範囲内、すべての電光掲示板には「横風注意」「強風注意」が消えること無かった。
 横風ビュービューの明石海峡大橋。可能な限り姿勢を低くし、低速で走ってもフラフラ状態。明石海峡に転落したら、垂水か淡路まで泳げるかなあ。
 私のバイクを邪魔そうに追い越して行く運転手は、「明石海峡で海水浴は、まだ冷たいでー」とばかりに、目であざ笑っている。
淡路大橋.jpg

 もっとも海の上だから横風もしかたない、内陸部に入ったら風も止むだろうと思い走り続けた。
海岸線.jpg
海水浴場.jpg
菜の花.jpg

 そしてとうとう佐田岬まで来た。灯台まで歩けと書いてあるが、この強風では無理だ。
佐田岬.jpg
岬看板.jpg

 二日目。未明、国道九四フェリーの一番に乗るため、簡易宿泊施設を夜逃げのように抜け出す。
夜逃げ.jpg
さくら.jpg
三崎港の国道九四フェリー乗り場。朝ご飯の、コンビニ弁当をハンドルにぶら下げて。
三崎港.jpg

いよいよ九州・佐賀関に上陸。
フェリー内.jpg
別府から湯布院に登ったが、今日もまた、あいかわらず風が強い。
湯布院.jpg

 湯布院から阿蘇山を横断して熊本、島原へと予定していたが、阿蘇方面へはチェーン規制で向かえず、日田、久留米方面へと余儀なくされた。いずれの方向にしろ、山間部の道路には違いないので吹雪に打たれながら、路面凍結を心配しながら走り続けた。
 西へ向かうはずが北へと進まなければならず、おまけに吹雪、あられ、雨に見舞われずぶ濡れ。もう無理、途中の道の駅で尋ねたら、「筑後川温泉ありますよ」。急遽宿泊。
花景色.jpg

 三日目。予定より一日早く帰路。この日はフェリー乗り場の新門司に向かうだけだが、いずれにしろ山間部の道路。案の定雪に見舞われ少し怖い目をしたが、道路凍結はなかった。
雪.jpg
たしかゼンちゃんの家、この辺て言うてなかったかなあ。30年ぶりに会えたら嬉しいなあ。
ゼンちゃん.jpg
ゼンちゃんに会えたし、さあ、とっとと帰ーろ。
阪九フェリー.jpg

心が折れたツーリングでした。
H29-九州.jpg

アウルアイ付きフォグ [カスタマイズ]

あまり夜間に走ることは無いが、たまに走るとヘッドライトの暗さに気付く。ネット情報では、HIDとか言う光源が格段に明るいようだが、電源関係のリスクもあるらしい。ヘッドライトをバージョンアップするよりも、LED補助灯を増設する方が安くて簡単で、しかも( )良くなるようだ。
 冬眠期間中に美容整形しよ〜っと!
 早速物色にかかる。へえー、これイカリング言うのか、かっこいいジャン!確かにイカの輪切りには違いないけど、イカって、なんかネーミング最悪やなあ。見た目「フクロウの目」やん。これからアウル(ふくろう)アイと呼ぼう。アウルアイ付きLEDフォグランプ3412円也、決定。
ふくろう.jpg
イカリング.jpg

イカリングはデイライトとして常時点灯、そのためにはイグニッションと連動した回路にすればいいらしい。フォグランプにはON/OFFスイッチを付ける。
スイッチ.jpg

 どの箇所に付けるか悩む、と言うよりフロントフォーク周りに限られる。フロントフォークの沈み込みを考慮するとボトムケースしかない。
 知ってました?「フロントフォーク」や「ボトムケース」と言った名称。私は初めて知りました。
前輪を支えている二本の棒ですよ。解りやすく日本刀に譬えると、刀本体を「フロントフォーク」、それを収めるサヤの方を「ボトムケース」と言います。
 この「ボトムケース」にがっちり締め付ける金具として、配管用金具、L字アングル、フォグランプ台座ステー用としてステンレス金具等、カインズで購入。
フォグステー.jpg

全くのド素人がweb先生に教わりながら配線に挑戦。kawasakiのACC用ヒューズ端子て、常時通電やないか、おかげでヒューズBOXがズタズタの傷物や。あれ、どういうこと?ま、試行錯誤の勉強になったけど。その苦労のすえに完成しました。
リング1.jpg
リング2.png

晩秋の駆け込みツーリング(2016/10/30-31) [ツーリング]

9月は雨ばっかりで走れなかった。その分10月になんとしても取り返してやる。週間予報で晴を確認すると、走らない訳にはいかない。
「今度はどこですか?」
「那智の海岸と紀伊山脈を制覇してくる」
快晴の日曜日とあって、紀の川SAではには、バイクだらけ。
駐車場の奥には、暴走族の大軍団が「パラリラパラリラ!パラリラパラリラ!」
ヤツらが、動き出したので、やや間を置いて、時間差でスタートした。
海岸線がすばらしい。バイクツアラーの多いこと。
名称未設定1.jpg
名称未設定2.jpg

潮岬に行こう!この日、勝浦の民宿。私以外の宿泊客は皆さん外人。
名称未設定5.jpg
P1010660.jpg
P1010668.jpg

翌日、熊野から大台ケ原へ向けて、山登りします。
名称未設定7.jpg
名称未設定8.jpg
名称未設定9.jpg
山間の道を大型トラックが迫ってきます。
名称未設定11.jpg
名称未設定12.jpg
かなり高所まで登って来ました。寒いです。まだ登ります。
P1010695.jpg
ここから暫く、大台ケ原のすばらしい景色をご堪能下さい。
P1010701.jpg
P1010702.jpg
P1010704.jpg
P1010714.jpg
P1010707.jpg

30日、神戸→潮岬→勝浦(泊)31日、勝浦→熊野→大台ケ原→神戸
勝浦-大台ケ原コース.jpg

信州へ突っ走る(2016/10/18-20) [ツーリング]

9月は雨ばっかり。10月に入って晴天に恵まれるようになったものの、晴の日とスケジュールが中々合わない。キターッ!
天気.jpg
「気を付けてね」「解ってますとも」
出発.jpg

神戸を7:30出発。阪神高速、名神高速、東名高速、中央高速、駒ヶ岳12:30昼飯。松本2:00到着。そのまま美ヶ原へ向かい、三時前にビーナスライン。この時間、山はもう暗くなりかけ、気があせる。
バイク挨拶.jpg
途中で写真も撮らないといけないし、忙しい。
7.jpg
P1010567.jpg
やっと美ヶ原に着いたが、一面霧が立ち込め、何も見えなかった。大パノラマを期待してたのに。
美ヶ原.jpg
美ヶ原2.jpg
ビーナスラインからの眺望
P1010572.jpg
P1010580.jpg
ホテルの部屋で鏡に向かって自撮り
じどり.jpg

二日目。ホテルを7:30に出発して再びビーナスラインへ。
2.jpg
P1010598.jpg
ビーナスラインを走り出して、ふと燃料計を見ると、あああー!
4.jpg
なるほど霧ヶ峰、と余裕こいている場合じゃない。走っていると、こんな山中に「ガソリンスタンド有り」の立て看板。神は我を救い給うた、がそんなに甘くはなかった。時間が早すぎて、まだ開いてなかった。ここから白樺湖に向かっては、下り坂。よし、ニュートラルで走ろう。
カメラ.jpg
結局白樺湖にもなくて、冷や汗かきながら茅野市まで下りて、やっと給油できました。

茅野から中央道。甲府の手前から52号線で南下。道の駅「富士川」で休憩。
P1010603.jpg
さあ、身延山へお参りに行こう。
P1010607.jpg
一休みして、52号線をひたすら南へ、清水に向かいます。
P1010604.jpg
52.jpg

三日目。清水ICからすぐ高速に乗ってまっすぐ神戸に帰る予定だったが、もったいないなと、道草。三保の松原へ。写真の、波しぶきの向こうにかすかに見えるのが富士山。
P1010616.jpg
一路、海岸沿いの道路を西へ。そうだ、御前崎に行こう。
P1010622.jpg
P1010623.jpg
P1010636.jpg
P1010639.jpg
御前崎を後に、浜松へ。と言えば、うなぎ。ずっとコンビニおにぎりだったが、今回はじめてのごちそう。一人打ち揚げ。
P1010642.jpg

さて一気に帰るとするか。東名高速に乗って、走り出す。伊勢湾岸高速に入ったら、横風がすごい。
ハンパない恐怖、もう二度とバイクでここは走らない。

信州ツーリング.jpg

ストレス溜まる〜 [バイクに乗れない日々]

もう一ヶ月以上雨続きだ。10月入っても台風が近づいていると言う。
せっかくバイクジャケット新調したのに〜
最近、毎朝ガレージに行って、バイクにお詫びしている。
「今日も雨や。ごめんね〜遊んでやれなくて」
バイクちゃんもスネて、むこうを向いたまま、こっちを向いてくれない。
ガレージ.jpg
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:バイク

バイク断念ツーリング(2016/9/12-15) [バイクに乗れない日々]

どうしても長崎に行く用ができて、ツーリングのチャンスとばかりに計画を立てた。当初は9/5から行く予定にしていたがずっと雨。来週ならと延期したけど相変わらず雨の予報。当日50%なら一か八かの決行、それ以上なら四輪でと決めた。毎日、予報をチェックしたがバイクの神様に見放された。
計画では、いつものようにフェリーで新門司着岸後すぐ九州道で長崎へと言うのも能がないと、可能な限り直線に近いコースを走ってみようと練っていた。当然山越え、トンネル抜け、市街地を走り、と言ったルートになる。朝5時半、新門司着岸。下船すると、未だ明けやらぬ空は、どしゃ降り。四輪でよかった、バイクの神様ありがとう。
雨.jpg

いつも砂やジャリや石を積んだり、日々のゴミ出しに使ったりしているオンボロのダイハツミラ。この車しか空いてなかった。このオンボロ車でワイパーも効かない程の雨の中をひたすら走った。地図上では、諫早湾を大きく迂回する道しかなかったが、現地でナビを観ると、諫早湾を横断するように線が出て来た。目を疑ったが、例の有明海をせき止める「諫早湾河口堰」上の道路、地元ではギロチン道路と言うらしい。もしかしたら、ここ走れる?走れた、ラッキー!大型ダンプがビュンビュン往来している。
ナビ.jpg
湾1.jpg
湾2.jpg

JR長崎本線と並走する有明海沿岸道路、道の駅に立ち寄ろうにも、どしゃ降りで車から出られなかったが、晴れた日のバイク疾走は最高だろうなー。ようやく着いて、小浜温泉でひとっ風呂。

高校の帰り道よく泳いだ、加津佐海水浴場がなつかしい。
かずさ.jpg

実家から撮影した、南串山の「夕日百選」グランプリ(自称)
夕日.jpg
nice!(2)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。